未経験の地方大学生が開発系長期インターンに参加するまでの道のり

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はじめに

 様々なサイトで大学生がエンジニアとして成長するための近道は長期インターンに参加することだと言われていますが、非情報系の学生や、田舎の学生は応募できる求人すら見つけるのに苦労するでしょう。

実際に私は長期のインターンに合格するまで半年くらいかかりました。

今回は私が長期インターンに長期インターンに参加するまでに苦労したこと、やった方が良かったことについてまとめていきたいと思います。

インターン参加前のスペック

長期インターンに応募し始めたときの自分のスペックを以下に書きます。

  • 大学2年生
  • 四国在住
  • プログラミング経験は大学の授業くらい
  • 専攻は非情報科

長期インターンを目指したきっかけ

元々私は大学の近くで普通にバイトをしていましたが、なんとなくバイトで時間を拘束されるのが嫌だったのと、どうせ長い時間拘束されるなら何か将来役に立つことをやりたいと思い、家でできる仕事を探していました。

そこで見つけたのがウェブデザイナーという仕事で、未経験からでも技術さえ身につけたら結構稼げる!とか、在宅で自由に働けるとかそういう言葉に惹かれ、HTML/CSSの勉強を始めます。

とりあえずそのとき本屋に行って目に入ったこの本を一冊やって、progeteでjavascriptを学びました。

だいたいここまでで一ヶ月くらいです。ここからポートフォリオの制作に取り掛かりました。
そのときに制作したサイトが以下です。↓

https://202301301405847356b4.conohawing.com/portfolio/

いろんなサイトのポートフォリオの真似をして、それっぽいものが作ろうというつもりで作りました。

ウェブデザイナーを断念

とりあえずポートフォリオも完成したので、ランサーズやクラウドワークスで案件の獲得を目指しますが、これがなかなか難しい・・・
さすがになんの実績もない学生がちょっとHTML/CSSを学んだだけで案件を取れるような甘い世界ではないのかなと思います。

ただ、ここで学んだHTML/CSS(ちょっとjavascript)が、今後のアプリ開発に役立つので、無駄ではなかったかな〜とは思います。

長期のインターンへシフトチェンジ

ウェブデザイナーはなかなか案件を獲得できず断念し、さすがに大学生でリモートワークは難しいかな〜と思っていたところ、長期インターンというものを発見。

都会の学生であれば、バイトの代わりに長期インターンに参加するのは当たり前なのかもしれませんが、僕のいるような田舎の大学では、そんなことしている友達や先輩はおらず、そんな方法があるのか!!といった感じで、かなり衝撃を受けました。

ウェブデザイナーとしてわざわざ大人と勝負をするよりも、大学生しか参加できないインターンに参加する方が簡単なのでは?と考え、ここで長期インターンへの参加を目指すことに

長期インターンを探してみる

ここから未経験でも参加できそうなインターンを探していきます。wantedlyなどが有名ですが、なかなか未経験、非情報科が参加できるインターンは少ないため、色々なサイトを探しました。

それぞれのサイトの特徴などは以下の記事にまとめましたので、ご覧ください。

ここで、長期インターンの募集要項をみると、多くのインターンでコーディングテストが必要であったり、ポートフォリオやgithubのアカウントが必要であったりと当時の自分から見るとなかなか難しい条件が並んでいました。

特に、非情報科の自分はアルゴリズムとデータ構造の勉強など一切したことがなかったため、まずはコーディングテストの対策を進めることにしました。

コーディングテストの対策は主にpaizaというサイトでひたすら問題を解きまくるという方法で進めていました。月千円くらいで、アルゴリズムに関する問題や授業を受けることができます。
正直他のアルゴリズムの参考書で勉強するのと比べて効果があったのかと言われると怪しいですが、コーディングテストを受けたことない自分にとっては、どのような問題が出るかを理解するいい機会だったかなと思います。

応募してみる

とりあえず軽い気持ちでいくつかのインターンに応募してみることにしました。その時の選ぶ条件としては、

・フルリモート可能(通える範囲での募集がなかったため)
・未経験可
・有給

ここまで条件を絞ると、応募できる求人はそれぞれのサイトで3,4個くらいになってしまいます。

自分が応募した一社目はかなりしっかりした会社で、まず200問くらいのアンケート(おそらくネガティブチェックのような性格診断)、それを通過するとIQテストを受けることになります。
 やはり未経験となるとIQのようなポテンシャルを証明できるものが必要になるのか?と不安になりつつ、受けてみましたが、結果は不合格でした。

2社目は普通にコーディングテストがある会社を受けましたが、コーディングテストを受ける前の面接の時点で、少しレベルが足りそうにないということで不合格。

その他にもいくつかの会社に応募しましたが、どれも不合格。

そう甘くはないなと感じながら、参加できるインターンを見つけるためにここで方針を転換することにしました。

次回はどのように方針を転換してインターンに合格したかについてまとめたいと思います。

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